シミュレーションゲームファン

信長の野望 天下創世 & 革新攻略サイト

第七章 三遠駿平定

徳川軍は先の戦闘で疲れ切っていたために兵をほとんど出せなかった。駿府城より援軍が到着するも時既に遅し、真田親子の猛攻の前に岡崎城は落城した。

「これが徳川の城か。それにしても肥沃な領土よのう」

「尾張、美濃でも水田を開発すれば、秋には莫大な兵糧が得られるでしょうな」

「殿、甲斐の武田勝頼様が駿河駿府城を攻めているよし」

「よし!勝頼様に後れを取るな。このまま駿府城に攻め込むぞ。幸村、戦じゃ!」

駿府城の守りは意外と堅く、武田勝頼は攻め落とせずに甲斐へ引き返した。まだ兵の傷も癒えぬ間に真田親子が駿府城を取り囲み落城。浜松港も支配下に置き、徳川家康以下三河武士たちは真田家の軍門に下った。

「このまま北条の小田原まで一気に東進したいが如何したものか」

「小田原城は天下の名城なれば、力攻めでは落とせますまい」

「かといってこちらの兵は2万足らずじゃ。暫く様子を見ておいた方がいいかのう」