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信長の野望 天下創世 & 革新攻略サイト

第十三章 信濃平定

真田家臣の六角良治率いる兵が越後に侵入したが、途上の櫓に攻撃されて呆気なく殲滅。新発田城に向かっていた伊達の軍勢3万の先鋒八千を勝頼の騎馬隊が蹴散らすと残りの軍勢は退却。黒川城に向かっていた伊達政宗は戦わずに兵を引き上げた。

「相馬はどうなっとる」

「鉄砲櫓が功を奏しておるそうです」

「そうか、一安心じゃな。小田原は?」

「こちらも鉄砲櫓のおかげで敵兵を殲滅しつつありまする」

「申し上げまする!風魔小太郎様より伝令、太田城、無事守り通したとの事にござりまする!」

「よし!でかした!」

「小田原攻めの徳川勢も引き上げましたな」

「新たに真田勢が箕輪城を攻撃中とのことにござりまする!」

「よし!昌幸が留守の間に信濃に攻め込むぞ。信茂、戦じゃ!」

 越後春日山城より軍を発した勝頼麾下二万八千の軍勢は北信濃に侵攻、三千の兵が守る海津城を攻めたが、箕輪攻めから帰国した幸村隊を収容した為になかなか城は落ちなかった。が、援軍に駆けつけた土屋昌次隊八千が加わり城はようやく落ちた。

「さて、次は上田城じゃの」


一時海津城で休息を取った勝頼軍団は再び三万の兵を率いて上田城へ南進、更には、第一次頂上合戦が一通り収束し、残り火となった真田勢を討ち滅ぼすために、甲斐躑躅ヶ崎館より佐竹衆率いる二万五千の軍勢が上田城へ向けて北上した。

「これだけの大軍で攻めればさすがの真田も我が軍門に下ろう。板部岡江雪斎に勧告の使者を送らせよ」

勧告の使者が到着するまでも激しい攻城戦が続いていた。真田昌幸は名うての戦上手、石つぶてで一挙に八千の兵が負傷した。

「さすがは昌幸、何とも手強いものよ」

「是非とも我が家臣団に加えたいものにござりまするな」

江雪斎「只今戻りましてござりまする」

「おう、どうであったか江雪斎」

「さすがは戦上手を自負するだけの御仁、なかなか首を縦に振りませぬ」

「攻撃の手を緩めるな。執拗に使者を使わせば、かのものは必ず下る。真田の名を絶やすようなことになればご先祖もさぞお嘆きになろうとでも申し渡せ!」

「畏まってござる!」

 十日後・・・・・・

「兵の損傷が酷いのう。使者はまだか」

江雪斎「お喜び下され!真田家が我が軍門に下りましてござりまする」

「よし!これで信濃平定はなった!今日は吉日なり!!!」