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信長の野望 天下創世 & 革新攻略サイト

第十七章 武田包囲網瓦解

軍師の誉れ高い竹中重治麾下一万二千の軍勢が木曽路を北上中に、長野率いる総勢二万の軍勢が深志城を通過し、斉藤軍と交戦状態に入った。斉藤軍は敵地での慣れない戦のために、皆散りじりになった。

「何とか追い払えましたな」

「うむ。甲斐はどうじゃ」

「すでにご嫡男の義信殿とおぶ虎昌殿が救援に駆けつけておりまする。深志城に入った長野隊もすぐに騎馬隊を率いて甲斐へと出立する予定に御座りまする」

「合い分かった。苦労を掛けたな」

「滅相もない」

甲斐へと迫った北条氏康軍総勢二万の軍勢は、槍弾正保科の兵八〇〇〇を前に攻めあぐんでいた。そこへ救援に駆けつけた義信隊と虎昌隊の猛攻の前に潰走状態に陥った。

「義信に伝えよ。このまま岩付城を攻めよとな。儂も御所より岩付城へと出陣いたすゆえ」

甲斐攻めより逃げ帰った北条軍を収容した岩付城には二万の軍勢が篭もったが、総勢四万の武田軍の前に、城は一月も持たず落城した。

晴信は勢いを緩めることなく、相模の小田原城を攻めた。下田港も配下に治めると、北条氏康以下北条家の家臣団を武田家臣団へと組み込んだ。